プロジェクト通信
秋の気配とともに稲の花が咲きました。
おはようございます。コメづくりスタッフの松本です。
台風4号が日本列島を通過し、直島にはこれと行った被害もなく、
コメスタッフの日々の作業は続きます。ただ、少しずつ変化はある
ようで、仕事終わりに家に帰り着くと鈴虫の声が、まだまだ暑さは
きびしいですが、気分だけは秋の涼しさといったところでしょうか。
そんな秋の足跡が近づく田んぼは「田干し」の期間を終えました。

田干しとは、土地土地によって回数は違うのですが(直島は年に
1回)、水を抜き土を乾かす事によって丈夫な根をはらす事が
できるのです。また、土が有機物を分解する時に出る育成に影響を
与えるガスを抜く事ができたり、有効茎と呼ばれる大きな穂を
つけるであろう茎をはやす事ができるのです。期間は、モチミノリ
が約1週間、ヒノヒカリが約2週間で、ちなみに田干し終了後は
穂出し肥と呼ばれる肥料をまく必要があります。

ただし、長くやりすぎると稲にストレスを与える事になるので、
水を入れるタイミングは結構難しいのです。今回は少し
タイミングが遅かったらしく、色が抜けてしまいました。
そんな中でも、植物はたくましいもので、一足先に田干しを
終えたモチミノリの稲、よく見ると穂をつけているでは
ありませんか。

そして、穂からぽつぽつと白いものが生えていますが、
これは稲の花です。稲の花は稲が穂を出した少しの間しか
見る事ができないらしく、大変貴重な瞬間にたちあうこと
ができました。
近所の方からは、今年の稲はよく育っているとのお褒めの
言葉をいただきます。もしかしたら去年を超える食味を
持ったコメが穫れるかもしれないと、少し早めの期待を
持たざる終えない出来事でした。ちなみに、穂が出ると
今度は、雀との戦いになります。その為に8月22日の
イベント「案山子作り」、立派な案山子を作って
いただきたい。お待ちしています。

それではまた!


