プロジェクト通信

Aug
5

ガンの鳥が田んぼに卵を産みました。

おはようございます。コメづくりスタッフの松本です。


なんだか、雲行きが怪しくなってきました。空気が湿ってきて、
黒い雲がこちらに流れてきて、雨です。

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突然の通り雨です。

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ここ最近日照りが続いていて、本当に久しぶりの恵みの雨だった
のですが、通り雨だけあってスコールのような強い雨、作業は一時
中断となりました。


ここのところの、メインの作業はもっぱら草取りです。イネとイネ
の間から生えた、ノビエと呼ばれる雑草を抜いていきます。ヒエ
属の野生種のことを言い、茎が赤く、イネを押しやるほど大きく
育つイヌビエや、良く見ないとイネと見分けがつかないタイヌビエ
などイネ以上にぐんぐん育ち、田んぼの栄養を独り占めにするの
ではないかと思うほどの成長をみせます。いったん種を落とすと、
5年から7年生え続けるとされ、今生えているヒエはもしかすると
プロジェクトの立ち上げからの長いおつきあいなのかもしれ
ません。なんとしても断ち切りたいお付き合いですが。


今日も、もくもくとヒエを抜いていたのですが、目の前にとびきり
大きなヒエが現れました。

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いつもどおり抜こうと根をつかみ上から見下ろすと、何やら小さな
白い物が。ヒエの葉も半球状に固められ、中にはなんと、鳥のもの
ではないかと思われる卵が。

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昨年からコメづくりをしているわたしですが、こんなものを見る
のは初めてです。たまたま通りかかった島民の方が、「あれはガン
の鳥の卵じゃ」と教えて下さりましたが、その時はガンの鳥が
どんな鳥なのかが、さっぱり分かりませんでした。後で調べて
みると、鴈(がん)とはカモ目カモ科の水鳥の総称らしく、
カモよりは大きく、ハクチョウより小さい。去年からつがいで
積浦田園に舞い降りていたカモだと思っていた鳥は、実は
鴈(がん)だったのかとひとりで合点し、彼らにとって田んぼが
卵を産めるほど安心できる場所であることを、なんだか嬉しく
思いました。


触ってみるととても温かく、もうすぐ生まれるのではないかと思い
ます。ひっそりと見守ってみようと思います。毎年天候がおかしく
なり、常に自然の中に身を置いている我々は、その不気味さを肌で
感じることになるのですが、鳥が田んぼに卵を産むというなんでも
ないことが、未来永劫、ずっと続けばいいと思います。ただその為
には、田んぼに通い続けなくてはならないとも思います。毎年、
イネを生やすことを続けなくてはならないと思います。変えない
ということを続けなくてはならないと思います。

0805-5.jpg

ちなみに、おじさんいわく、ガンの鳥の卵は美味しいらしいです。
またそれは別の話。


それではまた。

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