プロジェクト通信

Jun
18

棚田では田植えに向けて田んぼの準備をしています。

こんにちは、米づくりスタッフの高橋です。
こちら豊島では一昨日は一日中雨で、週間天気予報を
見ていても雨マークが多くなり、いよいよ梅雨本番ですね。
梅雨の風物詩、あじさいの花が咲き始めていました。

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直島は一足先に田植えが終了し、豊島の棚田でも、
田植えに向けて田んぼの準備を本格的に始めています。
棚田においては、水を田んぼに入れる為に、水をしっかりと
溜められるように独特の手法があります。田んぼの畦際から
土に水がしみ込んで水が抜けていかないように、畦切りという
作業をまず行います。これは水を入れながらでも、そのままでも
どちらでも良いそうです。
まず下の写真にあるように畦際の土をカナンガという鍬を
使って、削っていきます。
土の表面がまっすぐになるようにやっていきます。

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そして、次に水を入れて耕起と呼ばれる土を起こして、
土を砕き、かき混ぜてトロトロにする作業を行います。
田んぼの水量を調節しながら、深すぎもせず、浅すぎもせず、
丁度よい具合に水をはった状態で起こした
土が少し固くなるまで一日ほどおいておきます。
そして次に、畦際を泥で固める畦付けという作業を行います。
畦付け作業は2回行います。まずは下畦付けという作業で、
畦切りをした時の泥になった土を、ジョレン(ハウチ)を使って、
1、5メートルほど向こうから手前に寄せてきます。
土を畦際まで持ってきたら、水面から泥が少し出るぐらいに
しておきます。そしてその泥を縦長に伸ばしておいておきます。

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また一日か二日ほど土が少し固くなるまでおいておき、
ある程度の固さになれば次は本畦付けといって畦際を
びっしりと泥で固めて滑らかにならして水を漏らさないように
する作業を行います。本畦付けをする前に、水面に竹笹の根や、
雑草などの細かいゴミが浮いていましたので、これを熊手を使って
すくって取り除いていきます。ゴミが下畦についていたり、畦際に
溜まっていてその上かに泥を載せると、泥が乾いた時にゴミの
ところからひび割れが出来てきて、そこから水が滲みて水が
漏れてしまうので、丁寧にゴミを取ってやることが重要です。

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ゴミを取り除き、本畦付け作業をしてから次は代掻きといって、
起こした田んぼを平にしていく作業を行い、それが終わり、
稲が十分な丈に成長すれば、いよいよ田植えが出来ます。
田んぼの準備等は地道でしんどい作業ですが、一つ一つの
作業の工程をいかに丁寧にするか、この作業にはどういう意味が
あるのかを考えながらやるのは楽しいです。
棚田はまさに先人の知恵と技術が伝承され、
耕作されてきたのだなあと感心しっぱなしです。
これからもまさに職人芸かのような棚田での耕作技術を
学んでいきたいものです。
本日本畔付け作業が出来ましたので、明日は代掻きをします。
それではまた!

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