プロジェクト通信
豊島の棚田で耕耘を行っています。
こんにちは。コメづくりスタッフの高橋です。
豊島の棚田では草木の伐採作業がひとまず終了し、
伐採した草木の片付けや野焼き作業と平行して、
今年の耕作に向けての準備が始まっています。
下の地図の黒い線で囲まれた区域が、今回開墾した
棚田の全域です。
この中で、青色の箇所が現在も稲や牧草を耕作している区域、
緑色の箇所が今年から稲を耕作する予定の区域、黄色い箇所が
現在みかん等の柑橘類の果樹園がある区域、橙色の箇所が
すぐには田んぼに出来ないが、畑として利用可能な為、
花畑にする予定の区域です。
そして、それ以外は水路や法面や畦道の修理補修が必要で、
今年は耕作不可能な区域となります。花畑区域はコスモス、
千日紅、マリーゴールド等の花畑にする予定です。

そして、今年から新たに稲を耕作予定の区域では田んぼに
するべく、耕起と呼ばれる土を起こす作業が始められました。
豊島の土地には、マメ蔓が多く生えているため、蔓の根が
トラクターのロータリーに巻き付いて回らなくなり、その都度、
巻き付いた蔓の根を取り外しながらの作業はとても大変です。

一枚の田を起こすのに一日がかりの、根気のいる作業です。
土地の開墾から始まり、田を起こし、苗を植えられる土壌を
つくり、苗を買い付し、まだまだいくつもの工程を経て、
そしてたくさんの時間と労力がかけられて、お米が作られて
いくのだなあと思いました。
今は頭で思っているだけですが、これから米作りや花や
他の作物を育てていく事で、体感できるのは
本当に貴重な事だと考えています。

現在、建設中の豊島美術館の建設事務所の裏側に位置する
棚田も先日、草を刈り終えたので、ユンボで竹笹の根や
マメ蔓の根を掘り起こしてもらいました。
ここの土地は、田んぼにするのか、畑にするのか、
花畑にするのかは未定です。何を作ろうかと夢が膨らみます。

1月13日の高山さんの記事にも書かれていたように、今後、
どれだけの作業が必要か、また費用はどれくらいか、課題は
たくさんありますが、耕作にむけて着実にプロジェクトは
進んでいきます。
色々な問題はあるかとは思いますが、棚田に稲穂や季節の
花が揺れる美しい風景(建設中の美術館も含めて)、
その風景を見た人の心に感動を生み出し、そして美味しい
お米を作り、地域の方によって作られたご飯を地域の人と
交流しながら味わってもらうことで、
「豊島っていいところだなあ、また来たいなあ」と感じてもらう。
そんなイメージを抱きながら、日々の作業に心を込めて
取り組んでいきます。

それではまた。

