プロジェクト通信

Jan
13

豊島の棚田の検地

事務局スタッフの高山です。
私事ですが、年明けより5年間過ごした直島から、豊島に移り住みました。
移り住んでまだ2週間ほどですが、豊島で暮らし地元の方との交流もふえました。これからより豊島の事を知って、お伝えすることが出来ればと思っています。


年明けから、来年度の棚田での活動範囲を決めるため調査や打ち合わせを始めました。今回はそのなかの棚田の検地の様子をお伝えします。


2009年7月から始めた開墾作業もあと一息になりました。順調に開墾作業が進み県道から見える風景も大きく変わりました。島の人からは、「稲作を盛んにしていたころでも竹や木が生えていたので、今は竹も木もなくなり、こんなすっきりとした風景は、大昔の棚田の開墾以来の風景を眺めているようだ。」という声を聞きました。


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検知は田んぼの状態を1枚1枚見て、耕作できるかできないか、結果を地図上に落としていきます。


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まずはC地区と言っている数年間から数十年間、耕作が放棄されている休耕田の検地です。他の地区と比べてもこの地区は比較的状態が良いエリアで、来年はこのあたりだと田んぼにすることはできるようです。



ただ、下記の写真のように、一見耕作できそうな場所でも、田んぼの下から見上げると畦や法面が崩れています。このまま田んぼにすると、ここから決壊し水や土が流れ出してしまいます。棚田は上にも下にも、田んぼがあり、他の地権者に迷惑をかけてしまうことはさけないといけません。
この田んぼは少し修復が必要な田んぼという位置づけになりました。


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田んぼ以外にも水路を検査します。農繁期には多くの水を各田んぼまで運び、大切に水を使います。この写真のようにコンクリートの間がひらいていると、ここから余分に水が流れ出してしまいます。ここの箇所も少し手を入れる必要があるようです。


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次にA地区、B地区の、竹林、森林エリアです。このあたりは数十年から数百年は耕作が放棄された休耕田です。(もともと森だった場所もあるようですが、今回の開墾作業では美観のためにも切り開いた場所もあります。)


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さすがに数十年以上も放置された場所は、木も根っこも太く、木の量も多くあります。また田んぼの決壊個所もC地区に比べてひどく、水路さえも通さない場所も多々ありました。
これらの場所には、重機を投入したりなど再生するには莫大な費用がかかるとのことでした。


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今回検地をしたことで、おおまかに来年度耕作可能な田んぼがわかりました。今後、どれだけの作業が必要か、また費用はどれくらいか、などなどひとつひとつ課題を解決していきます。


2009年7月から、わずか7か月の間でここまで切り開くことができました。1円玉も積み重ねると多くのお金になるというようなことわざがありますが、日々の積み重ねの大切さを改めて感じました。

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