プロジェクト通信
Oct
17
コメの体験「稲刈り」レポート(その2)
こんにちは。事務局スタッフ、食事担当の今井です。
10月12日(月)に行われたコメの体験「稲刈り」の作業後、
食事会を行いました。
今回も積浦フラワーグループの皆さんにご協力いただき、
たくさんの地元食材を使い、ばらずし(チラシ寿司)、野菜の天ぷら、
吸い物を作りました。
直島では昔から晴れの日の食物として"ばらずし"があります。
直島の"ばらずし"は酢飯に細かく切った魚介類、野菜などの具を混ぜ、
錦糸玉子の上に酢魚を盛ったものが一般的です。
直島で鯛網が盛んに行われていた頃には、
鯛の切り身の酢漬けが盛られた豪華なおすしで、
鯛網の網元のエビスイワイのごちそうの一品だったそうです。
今回の食事会では、その"ばらずし"を瀬戸内のアナゴ、
ツナシ(コノシロ)、エビを使い、今年も無事実ったお米を、
参加者の皆さんと一緒に刈った後、収穫の祝いの食事とも言える
"ばらずし"を参加者の皆さんと食べました。

直島町史続編によると、直島は、米の収量の少なかった土地だけに、
主食や捕食に工夫が要求され、そら豆や芋をご飯に炊きこんで、
マメチャゴメ(豆ちゃ米)やイモシャゴメ(芋ちゃ米)と言い、
米の増量をはかったそうです。
一方、四方を海に囲まれている土地だけに、海の幸に恵まれており、
畑作物と組み合わせて、特色ある料理が多いそうです。
そのような事柄から、飯に具材を混ぜ、魚介類を使って作る"ばらずし"は
直島という風土に合った晴れの日の食事とも言えるのはないかと
思います。

参考文献:直島町史続編(発行 直島町役場)

