プロジェクト通信
Sep
23
彼岸の頃
こんにちはコメづくりスタッフの廣田です。
彼岸の頃に合わせたかのように畦のあちらこちらに彼岸花が咲いています。

積浦田園に来て初めての彼岸をむかえた私と松本君は予想だにしなかった真っ赤な花に見惚れています。
花が咲くときには葉が無く、花が枯れると葉が出てきて、秋と冬を過ごす、夏が近づくと姿を消してしまう多年草で、新しい顔かと思いきや、私達よりずっとずっと昔から畦に居たようです。

丁度、コメのさまたげにならない田んぼの土手に並んで出ているため、昔ここでコメづくりをしていた人が球根を植えた事が予想出来ました。
故郷のあぜに、たくさん咲いていたのを思い出したりしますが、見事な赤は時にも場所にも変わらず健在です。
昔は火事花なんて呼ばれて、その美しさに持ち帰ろうとすると「家が火事になる!」と怒られた覚えがあります。火事というのは迷信ですが、美しさとは裏腹に球根部分にはしっかりと毒を含んでおり、昔の人は虫除けや動物よけに使ったそうです。
彼岸の頃とは春分と秋分に設けられていますが、農耕において春分は種苗の頃、秋分は収穫の頃にあたり、春分には豊穣を祈り、秋分には収穫に感謝して供え物をしたことが原型と、一説では考えられます。
さて、我々の育てるおコメはそんな風習より少し遅めの収穫を控え、最終段階の田干しに入るべく、堰をくずしました。

暦では丁度今日、太陽が真東から昇り、真西に沈み、昼夜の長さが同じとなります。これから日中の長さが短くなることも考え、来月に向けて収穫の計画も考えています。

それではまた!

