プロジェクト通信

Aug
5

反省、そして新しい作業への挑戦

おはようございます、コメづくりスタッフの松本です。


先月の草取り作業から約二週間、ぐんぐん伸び続けるヒエをひたす
ら抜き続けました。その甲斐あって、ほぼすべてを抜き終えたので
田んぼは今、次の作業に移ろうかという段階です。
次の作業とは、田んぼの水が流れ出ないようにするせきの一部を崩し、
たまった水を抜き出す田干しの作業です。
田植えの後、田は常に水が溜められている状態になっているため、
放っておくと稲にとって有害なガスや酸が発生し根の発育に悪影響
を及ぼします。そのため時々水を抜いて田干しを行う必要があり、
これによって土中酸素が補給されると共に、有害ガスも放出される
ためイネの根の発育は旺盛になります。
特に出穂前40~30日の間は水の必要程度の最も少ない時期で、
田干しすることがかえって実りをもたらします。
この時期の田干しを、特に「中干し」といいます。

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先月の大雨の時、田んぼの水が流れ出し、溝のゴミを押し流して
海へと繋がる水門を詰まらせるという事態となりました。
幸い農業委員会の方とご近所の方の二人によって発見され、
水門の清掃を行っていただきました。その頃私はというと、
ぐっすりと眠っており、西岡さんに朝起こされ、着の身着のまま清掃に参加しました。
帰り際に「農家に休みは無い」と注意をいただき、
農業とは自然を相手にする特殊な仕事であって、
中途半端な気持ちで臨んではいけないということ
を痛感させられました。今回、中干しの水を抜く作業で溝に多少、
田んぼの土が流れ出ることになるでしょう。
前回の反省を踏まえて、作業後、溝の清掃をするなど、自分たちで注意
をしていくことを心がけていきたいです。  

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話が変わりますが、先日「イネの有機栽培」という本を読みました。
そのなかでウキクサが除草になるというくだりがありました。
詳しく説明しますと、これまで水温を下げたり、イネを押し倒したりと
いう理由で害草扱いされたウキクサですが、それは勝手に決められた
事であって、ウキクサが害草という先入観を一度取っ払ってみると、
新しい価値、利用法が見えてくる。日光を遮断するため雑草が生えない、
水中や土中に酸素を供給する、余った養分で有機物を供給してくれる、
空気中の窒素を固定してくれるものもある。これはウキクサの特性と
田んぼという条件を頭に入れた上でのアイデアで、先ほど自然を
相手にする特殊な仕事と言いましたが、その特殊の部分を最もよく
表している話だと思います。

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自然を相手にする以上人間である自分の価値観だけを押し付けるのは
無意味で、あくまで冷静に客観的に、しかも全てが計算通りにいかない
のも自然です。失敗しても別な方法で再度挑戦する事も大事だと
感じました。


ではまた。

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