プロジェクト通信
豊島「食プロジェクト」 1か月が経ちました
事務局スタッフの高山です。
7月1日より棚田の再生をはじめて1か月が経ちました。
この間、コメづくりスタッフは2名は毎日の草刈ノルマをこなし、目標の4.5反をクリアしました。うっそうと茂ったジャングルでは何がいて、何がはえているかわかりません。
そんななか、本当によく頑張ったと思います。
島の方々にも「あの子たちはよくやるなあ」という声を頂いています。
そしてこれまで刈った草木を焼却処分することになり、8月1日、棚田保存会の方々(約15名)と我々コメづくりスタッフ(6名)が集まり、この1カ月分の草木を焼却しました。
天気はよくなく朝からの雨がふっていました。湿った草木は燃えるスピードが遅く、バナーなども用いて作業を行います。
休耕田には、草木だけでなく、大木や根っこや、ツタなどいろいろな物が散乱しています。ひっかかったり、重たかったり、熊手がうまい具合に使えないのです。専用の道具なんてもちろんありません。
少しずつ、集めては燃やし、集めては燃やし、坦々と作業を行います。
昼からは雨があがり燃えるスピードが早まりました。
大木も一気に燃えます。
心配のあまり水も用意したりしました。
一番怖いのは、火のコントロールができなくなり、山火事になってしまうことです。作業を始めて1か月、ここで山火事を起こし豊島から追放されたら困ります。
時間が過ぎて夕方になり、体力がなくなるにつれ、火の力に頼るようになるのでしょうか、これも燃やそうと、これも燃やそうと、どんどん燃える勢いは増しました。
大木からは背丈以上にもなった火柱がおこります。田んぼは一面火に覆われます。あたり一面が煙に覆われました。
そしてなんとか日暮れ間に4.5反をほぼ焼却することができました。
翌日8月2日も我々6名は朝7時に豊島にいき、地域の清掃のお手伝いをしました。
いつもよく休憩時に利用する唐櫃の清水の清掃です。
そこでは「瀬戸内国際芸術祭」参加アーティストの青木野枝さんも参加していました。
豊島は6月の田植えぶりで、この日のために昨日から入られているようでした。
青木さんはどうやらこの清水に関わる作品を作られるようです。
唐櫃の清水の清掃では普段は見られない、源泉も見ることができました。
それはこういう機会に、すべての水を抜き、水を止めるからです。
源泉がわき出る祠(?)のような場所を見させてもらったのですが、あまりの神秘さに驚きどこか違う世界の入口にいるようでした。
前日の疲れが一気に吹き飛びました。原始の自然には人間を治癒する力があるのではと思いました。写真も撮りましたが、ここではアップせずにおきます。ぜひ皆さんも清水の清掃に訪れて自分の目で見られてください。お勧めです。
そして清掃は午前中のうちに終わり、その後昨日に続き田んぼにでて草あつめや、8月の草刈ノルマを開始しました。
良い天気でした。
現場に行くと棚田があらわれていました。昨日は気付かなかったようです。
丁寧に積まれた石垣。
かつて人が幾度も往来したあぜ。
そして色々な物が作られた平らな土。
そしていく段にも重なった田んぼ。
いつの間にか、棚田の造形を復元していたのです。
何枚かの田んぼは、土を耕せばすぐにでも使えるようなほどです。
木を切り、燃やし、この1カ月ここまでやった甲斐がありました。
来年に向けて期待が膨らみました。
8月からは土庄町から2名のスタッフも加わり、合計4名で、9反を開墾します。
ようやく梅雨明けもなったようでこれから猛暑を迎え、体調管理に気を使いながら、この1か月も頑張っていこうと思いますので、応援よろしくお願いします!
棚田保存会の方やコメづくりスタッフの自己紹介(NHKが取材に来ていました。)
8月の目標を、棚田保存会の方、食プロジェクト事務局の方と共有します。(黄色い枠が7月の目標の4.5反、赤い枠が8月の目標の9反)
7月20日にオープンしたばかりの豊島の家浦地区にできた「イチゴ屋」さんの野菜カレーとイチゴアイス(豊島産のイチゴと野菜たっぷりで良心的な金額のお店で、とっても美味しいです。)

