プロジェクト通信

Dec
2

冬の光景

皆様、お久しぶりです。スタッフの野田です。


師走に入り、世の中は忙しく走り回っていますが、ここ直島では寒さが厳しくなるにつれて空はますます澄みわたり、大自然が静かに人々を見つめているかのように感じます。


先月15、16日で行われた収穫祭は、たくさんの来場者の方にお越しいただき無事に終えることができました。
来場者の方はじめ、各地から来ていただいたアートマーケット出店者の方々、今まで一年間このプロジェクトに関わっていただいた多くの方との交流の中で、様々な刺激やご意見を頂き、また私たちコメづくりプロジェクトのことを知っていただく本当によい機会になりました。
島民のおばあちゃんの満面の笑顔やコメ経験者の方からの優しい一言、"和カフェぐぅ"さんによる新米試食会のあっという間の完売ぶりに予期せず驚いたことなど素敵な瞬間がたくさんありました。


中でも田場恵美子さんと直島つつじ太鼓さんの田んぼの演奏会では、練習風景を見学させていただいていたこともあり、思わず込み上げてくるものがあるほどに感動を覚えました。
いろいろな想いの中で体を動かし、汗を流し、ひとつひとつの稲に手をかけて毎日過ごしてきた田んぼの至るところにたくさんの人が腰掛けて、その中を時間をかけて練習された太鼓の鼓動が響きわたっていく景色はなんとも言えず美しい景色でした。


土壌づくりからはじまり、田植え、草取り、かかしたて、稲刈り、収穫そして収穫祭を終えて、私たちスタッフはおコメができた喜びと安堵感、そしてほんの少しの寂しさを抱えつつ今年私たちと共に頑張ってきてくれた道具たちを片付け、納屋を掃除しました。
その時その時に使った道具を手にとってみると、思い出すこともありました。
新品でピカピカしていたものもいつのまにやら泥が染み付いていて、なんだか愛しく感じました。
納屋は一年分の埃を掃き、あるものをあるべきところに片付けるとシャンとなったように見えました。来年までしばらくお休みです。


そして田んぼを貸してくださっている地主の方々に気持ちばかりですがおコメを差し上げました。
収穫したお米は今年から販売もはじめたので、販売用のパッケージで持っていったところ喜んでいただけたようです。
地主さんあってのおコメづくりです。
本当に皆様ありがとうございました。


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田んぼではちょっと前まで騒がしかったスズメもどこかに姿を消し、刈った後の稲から緑の葉が出て冬の風に小さく震えています。
来年の土壌をよくするために、残しておいたワラを10センチくらいにザクザク切ってから田んぼに撒きました。稲のない田んぼは思っていたよりも小さく感じました。
これから年内に必要な堆肥を撒いて一度耕す予定です。


ここも、すっかり冬の光景です。


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