プロジェクト通信
台風13号接近。‥その頃、かかしは。
こんにちは。野田です。
ただいま直島には台風が接近していて、私たちコメづくりスタッフは田んぼを静かに見守っています。去年の台風では多くの稲が倒れたそうで、今年はそうならない事を願うばかりです。
そして、この時期は台風だけではなく、おコメを狙う生き物も多いのです。
かかしを見方につけてスズメが寄り付かないようになったかと思えば、ウンカやカメムシなどの虫が稲に群がりだしています。
ウンカは稲の株元に寄生して汁を吸い株を黒く汚す「すす病」を、カメムシは実った籾に針状の口を差し込み養分を吸い取り「斑点米」の被害をもたらします。
日頃臭くて嫌われているカメムシですが、おコメをチューチュー吸っているなんて想像したこともなかったので私は少しビックリです。
先週はこの〔害虫〕と呼ばれる虫から稲を守るために農薬を散布しました。
まず粉状の農薬を専用の手動機械(その名も《みのる》くん!)に適量入れます。

ふたをしっかり閉めてみのるくんをベルトで体に固定、ゴーグルとマスクを装着。

風向きを見て田んぼ全体にちゃんと行き渡るように散布していきます。
うぉーんうぉーんうおん という音が鳴っています。

末宗さんはさすが早い!2、3時間であっという間に終わりました。
散布後、田んぼに入ると虫の数がぐっと減ったように感じ、少し安心しました。
稲刈り時期まで再びヒエなどの草取り作業です。
ひっそり隠れていたヒエがここぞとばかりに頭を出しています。
ところで、子供たちと作ったかかしですが、とても評判がいいんですよ。
作業をしていると町の方がカメラを片手にかかしの写真を取りに来られたり、子供をつれたお母さんがわざわざ車を止めて見ていかれたり、海外から観光に来られた方が興味津々で目を丸くされたり、多くの方に喜ばれているようです。
私自身、かかしと田んぼで長時間一緒にいるので仲間意識が強くなってきています。
そんな時に台風が到来!!
かかしが飛ばされてはイカン!と納屋に避難させました。
3人は同じ格好で寝転んで、なんだかうれしそうに見えました。

